ロレックスGMTマスターRef.16700のコンプリートメンテナンス

Rolex GMTMASTER Cal.3175

動かなくなって放置していたGMTマスターを
すべて純正部品を使用して完全修理してから
息子さんに譲りたいとの事でご相談下さいました。
不動の直接の原因はゼンマイ切れでしたが、
防水不良やカレンダーの早送りに不具合が
起きているため関連部品の損傷が疑われます。

ロレックスGMTマスター16700修理後
ロレックスGMTマスターCal.3175修理後

カレンダーの関連部品は単なる固着ですべて
再使用できました。
ケースとブレスの仕上げ研磨と純正のサファイヤ
ガラスも交換して外装も一新され、防水機能も
改善しました。
お引渡しの際はご本人様にもご来店頂き、手首囲を
微調整後、ご使用上の注意点をご説明して無事に
譲渡が完了しました。
製造から既に30年経過しているお品物ですが
時代を感じさせない逸品です。