オメガスピードマスターRef.175.0032のオーバーホール
オメガスピードマスターオートマチックRef.175.0032/Cal.1140のオーバーホール例
オーバーホール前の画像
スピードマスターのオートマチックノンデイト
(日付なし)で旧型キャリバー1140が搭載されて
いるお品物です。現行のキャリバー3220は機械が
シルバー色で機止めネジやツツカナなどの部品が
仕様変更されております。
拝見したところツツカナは新型になっておりましたが
機止めネジは旧タイプのままで尚且つサビておりました。
ネジの頭が折れやすく機械に挟まって停止する不具合が
多いので一新されたと推察されます。
オーバーホール後の画像
外装部品も一新して機能回復しました。
新しい機止めはネジと板がセパレートになっており
ます。意外と入手が困難な部品のため、旧部品が
そのまま残存している事も少なくありません。
今回はクロノユニットも含めたオーバーホールを
実施しましたが、当該キャリバーは時計部分が
2892A2ベースでクロノユニットとの分離が
できます。
機械の状態次第ですが、ストップウオッチの使用
頻度が少ない場合は時計部分のみをオーバーホール
してコストダウンされることも可能です。
お気軽にご相談下さいませ。
総費用60,000円(税別) 1年保証
時計修理のご相談はLINEでも受付けております。