オメガシーマスター150mクオーツ196.1113/Cal.1538の修理例

omega-seamaster-1961113-before
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omega-cal1538-before
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衝撃により分針が脱落してグラついている状態でお持ち込み下さいました。
検査の結果、防水機能は維持出来ており回路の状態も良好ですが、消費電流値(電池の消費量)
が過剰のためオーバーホールでお預かりすることになりました。

omega-1538-after
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分針の脱落はオーバーホール時に付け直ししますので、針が再使用できた際は追加費用が
かかりません。
機械の油切れや汚れが原因で消費電流値が過剰になっていた場合はオーバーホールで
改善しますが、精度不良や電池の液漏れ痕がありますと回路交換も必要となります。
クオーツは電池切れを放置しますと液漏れによる故障リスクが高まります。
このモデルは電池の電圧が低下しますと4秒運針(秒針の動きが4秒に1回)になるので、
このタイミングで電池交換を行えば液漏れの可能性は低いと考えます。
しかしながら稀に4秒運針中でも液漏れする事もありますし、以前の液漏れを見過ごして
回路の端子が腐食しているお品物もお見受けしますので、最低限の検査ができる店舗で
電池交換される事をお薦めいたします。

omega-seamaster-1961113-after
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作業内容:オーバーホール
交換部品:電池/裏蓋ガスケット/竜頭パッキン
修理後実測値:+5s/Month
防水検査:10Bar/OK
修理料金:23,100円(税込み)
保証期間:2年

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